『カミング・バック・トゥ・ライフ』

9/12(土)特別セミナー「グレート・ターニング:惑星的危機をインテグラルな視点からみる」

先日、9月5日(土)に『カミング・バック・トゥ・ライフ ― 生命への回帰』出版記念のメインイベントである、著者のジョアンナ・メイシーとモリー・ヤング・ブラウンを迎えてのオンライン祝賀パーティーが開催されました。届いたばかりの本を手に、多くの方にご参加いただきました。Zoomにご参加いただいたみなさま、YouTubeでご視聴いただきましたみなさま、ありがとうございました。

さて、出版記念イベントは残すところあと2回となりました。9月12日(土)には、ジョアンナと共にカリフォルニア統合研究所(CIIS)にて「グレート・ターニング」のコースで教鞭とり、現在も同研究所で教授をされているショーン・ケリー氏を招いての特別セミナーです。

ショーン・ケリー氏は『カミング・バック・トゥ・ライフ ― 生命への回帰』の翻訳者である齋藤由香さんのパートナーでもあり、今回のセミナーでは由香さんに通訳をしていただきます。深遠で広大な視野をもって大転換を捉える学びに触れられる貴重な機会です。まだ若干のお席がございます。皆様のご参加をお待ちしています。

We need integral understandings of the complex, mutually reenforcing crises now gripping the planet. With the Earth on fire and growing climate chaos, with the prospect of civilizational collapse and the biosphere itself unravelling, science, ethics, spirituality, and politics all need to work in synergy to prepare for what’s coming. In this lecture, Sean will review some of the most important features of integral approaches to our accelerating planetary emergency.

―― Sean Kelly

私たちの住むこの惑星が直面している危機は、複雑なだけでなく、一つの危機が別の危機をさらに強化するという悪循環の中にある危機であり、これを理解するには統合的(インテグラル)な視点が必要です。地球のあちこちが燃え出し、気候は混乱の一途を辿り、文明崩壊の兆しがちらつき、生物圏を織りなしていた糸が解けつつある今、この先に待ち受ける未来に備えるためには、科学・倫理・スピリチュアリティ・政治の全てが、それぞれに相乗効果を生み出しつつその力を最大限に発揮できるようにしなければなりません。今回のトーク・イベントでは、ますます加速する惑星的な緊急事態をインテグラルな視点から理解するために必要ないくつかのポイントについて、みなさんとみていきたいと思います。

―― ショーン・ケリー

講師:ショーン・ケリー
通訳:齊藤 由香
総合司会:原田 直和

参加費:無料
実施方法:オンライン(Zoom)

講師
ショーン・ケリー Sean Kelly
カリフォルニア統合研究所(CIIS)教授。哲学・宇宙論・意識論プログラムで指導にあたる。同研究所にて、ジョアンナ・メイシーと共に「大転換:グレートターニング」のコースを受け持った。著書に『Coming Home: The Birth & Transformation of The Planetary Era(カミングホーム:惑星時代の誕生と変容)』、『The Variety of Integral Ecologies: Nature, Culture, and Knowledge in the Planetary Era(インテグラル・エコロジーの多様性:惑星時代の自然、文化、知識)』などがある。

また、翌日9/13(日)には「つながりを取り戻すワーク」体験ワークショップ(全4回)のラスト、「前に向かって進む」(ファシリテーター:島崎 湖&嘉村 賢州)が開催されます。単発でのお申し込みも受け付けています。

「つながりを取り戻すワーク」体験ワークショップ参加申し込み受付中 『カミング・バック・トゥ・ライフ ― 生命への回帰』出版記念イベントプロジェクトの一環として、豪華ファシリテーター陣による「つながりを...