推薦者の言葉:中野民夫さん

nakano
ワークショップ企画プロデューサー、同志社大学教授。
90年前後にカリフォルニアでジョアンナ・メイシーの薫陶を受け、以後、人と自然・他者・自己をつなぎなおすワークショップを実践。
「深いやすらぎ、大きな勇気」

様々な問題に気づき、意識すればするほど、絶望的になったり孤立してしまったりすることがあります。ジョアンナ・メイシーは、絶望したり心を痛めたりするのは人としてとても健全なことだと言います。それは、人にケアする心があり、深いところで万物がつながりあっているからこそのこと。絶望をそこまで深め、慈悲や希望や力として再生させていく。そんな「絶望と再生のワークショップ」を仲間たちと開発し、1970年代の米ソの核の軍拡競争や環境問題が悪化し始めた頃から、世界各地で多くの人々を勇気づけてきました。
 私も91年の湾岸戦争の頃にアメリカでジョアンナに出会い、精神世界と社会変革を統合する彼女の世界に大きな影響を受けました。絶望にしっかり向き合い、万物の相互依存のさまを理解し、慈悲や希望にまで昇華させたとき、もたらされるのは「深いやすらぎ、大きな勇気」。小さな自分の殻を超え、地球生態系や全生命史にまでつらなる大きな自己を拠り所に、深い安心と自分なりに取り組もうという勇気が湧いてきます。
 彼女が生涯をかけた「つなぎなおす仕事」の集大成である『アクティブ・ホープ』が、日本の志ある方々を励まし点火するのを楽しみにしています。

中野民夫

こんな本です

著者プロフィール・メッセージ

監修者、推薦者の言葉

お問い合わせ・情報提供